シリーズ第4弾!

セピア色の寫眞帖

4枚の写真が語る、秘められた過去の物語……

A5版/110P/モノクロ/予価800円
探偵が活躍し、怪人たちが跳梁跋扈する街『トキオ市』を舞台につづられる、ロマン&ミステリアス・アンソロジー第四弾!

企画製作:『探偵都市トキオ』製作委員会
原案・コンセプトワーク・レイアウト:中田誠司
作:雨宮和禾、瀬島毅彦、中田誠司、奈々
印刷・製本:ポプルス


内容紹介

原罪 ――蘇芳朔夜の賭け――
奈々

それは蓮宮寺の双児がまだ探偵ではなく、蘇芳朔夜がまだ紅蓮男爵ではなかった頃――。撫子、桔梗、朔夜の三人は、トキオ・ディスティニィランドの年越し花火大会へと出かけようとしていた。そんな朔夜に仮面の女探偵・九条院望が近付く。破滅の予兆は、音もなくきょうだいたちに忍び寄ってきていた……。

金色の天秤
雨宮和禾

陽宮こと貴宮照日にも、髪の長い、女学生の頃があった。写真の中の彼女は撮影者に向けてやさしく微笑んでいる。貴宮姉弟が通う高校では、二年連続で、時の生徒会長が謎の自殺を遂げるという事件が起きていた。生徒たちのあいだに不安が広がる中、その年、照日が次の生徒会長に立候補するという噂が流れた……。

薔薇の名前 ――空木惚介の冒険――
中田誠司

空木惚介が回想する8年前の出来事。高円寺が渡英し、独り残された空木は鬱々とした日々を送っていた。おりしも巷では、ヴィランズ・猟奇仮面による奇怪な密室殺人がトキオ市民を驚嘆せしめていた。作家志望の知人にひきずられ、空木は浅草の裏通りにある娼館へと向う。そこには娼婦でありながら類稀な探偵である少女がいるという……。

雨に鬼、哭く
瀬島毅彦

十六薙虎緒が〈金の梟〉として手掛けた最初で最後の事件が、今、語られる。トキオ市民を次々と自殺へ追い込んでゆく謎のヴィランズ・先天性マリオネット。その被害者はいずれも、虎緒の活躍を描いた探偵小説の読者だった。虎緒は、パートナァの探偵作家・佐納寺手綱とともに捜査にあたるのだが……。