シリーズ第3弾!

探偵都市トキオ タイタニック号事件

大正九十二年、夏――。

トキオ市の港より処女航海へと出発する豪華客船『タイタニック2世号』。

航海にはトキオの名士・紳士・淑女・名立たる探偵や作家たちが招待されており、
その途上ではトキオ探偵機構設立50周年を祝う記念行事も予定されていた。
誰もがこの船に乗ることのできた光栄と幸運に顔を輝かせ……
後に起こるおそろしい出来事を予想できたものはいなかった。

しかし、
船には、危険なたくらみを秘めたヴィランズたちもまた、
ひそやかに乗船していたのである。

やがて、次々と起こる怪事件。

海に浮かぶ巨大な密室の中で、
探偵VSヴィランズ、史上最大の闘いがはじまった!

A5版/モノクロ/142P/価格900円
探偵都市トキオ タイタニック号事件『大正九十年代、トキオ市』。
探偵が活躍し、怪人たちが跋扈する街を舞台につづられる、ロマン&ミステリアス・ノベル第三弾!
今度の舞台は豪華客船。四人の書き手が綴る共作探偵奇譚です。

企画製作:『探偵都市トキオ』製作委員会
作:雨宮和禾、中田誠司、奈々、瀬島毅彦
原案・コンセプトワーク:中田誠司
編集:奈々
イラスト:坂本一水
印刷・製本:ポプルス


内容紹介
ノースポール・ノーザンクロス
雨宮和禾
ウェルカムパーティの最中、一瞬の暗転とともにパーティ会場にあらわれた謎の管弦楽団。それがさししめすものは、美しくも冷酷なヴィランズ「デネブ婦人」の奇怪な犯罪だった。仮死状態にされた少女たち、夜光塗料で描かれた謎のメッセージ、デネブ婦人が用意した「探偵たちへのプレゼント」とは……?

タイタニック号、シージャックさる
中田誠司
突然の船内放送が告げる。「この船はシージャックした」。破壊工作を得意とするヴィランズ「ミスタァ・ジャック」の挑戦が探偵たちにつきつけられた。要求された5億の身代金。そして制御を失った船は、あやしい力に吸い寄せられるように、何処へともなく動き出しはじめる……。

船上コミックマァケット殺人事件
奈々
船内イベントとして催された「コミックマァケット」の会場で起きた惨劇。“金の梟”のひとりである高名な探偵が無残な刺殺体で発見されたのだ。しかも、探偵の胸に突き立てられていたナイフは、同時に一冊の冊子を刺し貫いていた。あろうことかそれは会場で売られていた「高円寺×空木」本の新刊だというのだ。

ラヂオスタァの犯罪
瀬島毅彦
帰港を目前に起きた最後の事件。それは電波によってロボットを操り犯罪をなすヴィランズ「ラヂオスタァ」のしかけた危険なゲームだった。船内に乗客としてまぎれこんだロボットを、時間までに探し出さなければ、ロボットは船内で無差別虐殺をはじめるという。探偵たちの推理と、怪人の奸智が激突する。